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あんときゃ夜走り朝帰り02(平常運転雑記)

by 山田深夜

本家のホームページの調子が悪いため、こちらでしばらく山田深夜のブログを開設いたします。

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山田深夜 既刊情報

風になる日

ひとたびバイクに ツーリングを愛する者たちへ

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山田深夜 - g.o.a.t

文芸評論家の細谷正充氏からの「風になる日」書評

ご購読の参考に。

雑記

突然、「雑記」が更新できなくなった。

下に引っ張りすぎたせいか?

だが、いい潮時かもしれないな。

だめだ。

固まっていて画像の削除もできない。

「雑記」は、もはや修正も加筆も完全に出来なくなっている。

結局、他人の掌の上ということか。

さて、どうするか。

タイトルだけは弄れそうだ。

あれ? ここもおかしくねーか?

( 2019.10.16 )

やはり自分で管理できるホームページが欲しい。

だが現状、発売しているソフトにはいろいろ問題があるらしい。

ここはいつ閉鎖されるかわからないという懸念があるが、広告がない点が気に入っている。

ここの「スナップ」という概念が今ひとつわからないが、最初のページが固まってしまったのは、容量オーバーなどの本来の使われ方ではなかったからだろうと推測している。

ならばよいところでスナップとやらを区切ればよいだろうと解釈し、ここでもツラツラとぶら下げて書き続けることとする。

閲覧者にとってはスクロール地獄となるだろうが、そういうページなのだと諦め、お付き合い願いたい。

本来は、Facebookでこれらを含めて展開するはずであった。読者と交流もしたかった。

けれどこれまでに書いたように、アカウントが停止されている。

でも今は、これでよかったのかなと思っている。

一方的な発信ではあるが、想像していた以上のアクセス数であることがわかったし。

それといい機会なので、「新刊祭り」を終わりとし、そろそろ創作に専念する。

となると更新は、ぐっと少なくなるだろう。アップした画像や文章も、こちらの都合で予告なく削除するはずである。

その点はご了承願いたい。

最後に。

私は二流の小説家かもしれないが、それでもプロとしての自負がある。

私のいうプロの定義は明快である。商業出版社に認められた者だ。

このような時代となり誰もが「小説家」を名乗れるようになったが、プロとアマは別物である。求められるものと責任の度合いが違うのだ。

私はプロの端くれとして、需要がある限り、これからも面白いものを書き続けていくつもりである。

「やっぱ山田深夜だよ」と、何日も昼飯を抜いてまでして買ってくれる読者のために。

( 2019.10.17 )

さて、今日は放っていたロードノベルの構想に取り掛かろう。

どうしても完成させたいストーリーがあるのだ。

人生ではじめて挫折した青年が、バイクで旅に出て、もうひとりの自分に気づき成長する物語。

主な舞台は北海道。

あとはできたら飲みに出掛けたいな、久し振りに。少し疲れた。

( 2019.10.18 )

完全な二日酔いである。

また、ところどころ記憶がない。どうやって帰ってきたのだろう?

でも、あれは覚えている。日本好きの外国人と知り合い「山崎」を一杯ご馳走したのだ。俺だって飲んだことがない高級ウイスキーである。「どうだい、うまいだろ」って、アホすぎるだろ、俺。ああ、財布の中を覗くのが怖い。

ともかく、私は人々の善意の上に成り立っていると再認識した夜であった。いつか恩返しをせねば。

( 2019.10.19 )

01スナップの最後に「寺さん」と書いたが、大部分の人はわからないかなと説明。

寺さんとは二輪業界の生きる伝説、林道野宿の大御所、寺崎勉氏のことである。

バイク雑誌で仕事するようになって数年後、氏にようやく会えた時の感激は今でも忘れない。同じくゴールデンバットを吸い、安い酒を飲んでいた。

そうして一緒に仕事するようになり、現在もいろいろ教えを受けている。

林道を走らせると、この人は凄い。

もちろん走りもそうなのだが、野性の勘とでもいうのか、道や山の表情を瞬時に読み取る力が常人ではないのだ。

雨が降るといえば雨が降るし、なんの標識もないこんな山の中でも、まったく迷わずに進む。

「なんなんだこの人は」と、何度も唖然とさせられた。

なのにまったく自分を飾らない。アピールもしないし自慢話も一切しない。

小賢しい奴が多い業界の中では本当に珍しい、清貧で不器用な人なのである。

あ、今持っているカブ90も、寺崎氏から譲ってもらったもの。大事にしています。

ともかくレジェンドであり、業界からもっと評価されるべき、いや世間からもっと認められるべき人物だと思っている。

珍しいツーショット。どなたに撮っていただいたか忘れましたが、使わせていただきます。

ひとことで言うと仙人だな。寺さんは。野宿する仙人。

この人を埋もれさせてはいけない。

ということで、今日は寺さんをプッシュだな。

いろいろ動画があったが、若い頃のこれがよい。

時代は古いが、寺さんはこの頃からなにも変わっていないのだから。

相変わらずの貧乏で、相変わらずの優しい人なのだ。

動画を上げてくれた方に感謝。

寺さんがメンバーに伝えたいのは、まずは「自然への畏怖」であろう。

そして「人間とはちっぽけなものなんだよ」という戒めであり教えであり、「だからこそすべてに感謝して生きなきゃね」という思いではないだろうか。

そんなことを問うても「山の中で飲みたいだけだよ」と笑って言うに決まっているが。

少し持ち上げすぎたので、こんなものも貼っておく。

歌はヘタである。

それとバイクを降りたら、ホームレスにしか見えません。

( 2019.10.20 )

Google Search Console の設定が、どうやってもうまくいかない。

おなじくg.o.a.tご利用の方で私をご存知の方、メールで教えてください。

よろしくお願いします。

01スナップに貼った、プリンスのパープルレイン。

名曲だからであろう、いろいろなミュージシャンがコピーしている。

ブルース・スプリングスティーンや、エリック・クラプトンまでカバーしているのだ。

その中で一番ぐっと来たのが、あの黒人女性シンガーであった。

あの曲を、見事なまでにブルージーに染め上げているのだから。

おそらくあの世のプリンスも、このカバーには耳を傾けたはず。

で、唐突に思った。

亡き柳ジョージがこの曲を歌ったならば、いったいどんなブルースの雨が降っただろう、と。

今でも横須賀、横浜のミュージシャンの間では「ジョーちゃんがさ」と話に出てくる。

まるで、その角でさっき会ったよとでもいうように。

柳ジョージ。

素晴らしいブルースミュージシャンであった。

雨が降ってきた。

あえて、ノイズまじりを。

ビデオテープも泣いている。

( 2019.10.21 )

この雨で被害が広がらなければよいがと思いながらも、ここではお気楽なことを書く。

息抜きになればよいなと思うからだ。

それと今頃だが、政治、経済、国際問題などにもここでは触れない。

ここでは、私の創作に関する事柄だけを扱うつもりである。

なにに、誰に影響を受け、今どんな物語を構想しているのか。

私はどこから来て、どこに向かおうとしているのか。

つまりここは、山田深夜という、一小説家の成分表のようなページになることと思う。

ただし公表できないこともあるので、そのあたりは勘弁してもらいたい。

で、雨である。

様々な感情を呼び起こさせる「雨」であるが、ライダーがすぐに思い起こすのは「カッパ」であろう。

拙著「ひとたびバイクに」にて旅するカッパの物語を書いたが、雨中走行はしたくないものの、空合いが怪しかったりロングツーリングだったりすれば、カッパは装備に必ず加えることだろう。

とはいえ完璧なカッパなどなく、結局は「濡れる」か「蒸れる」かになる。

どんな新素材が出てきても、試してみるとやはりどちらかなのだ。

となると個々でそのあたりのバランスを取ることになる。

その匙加減というか工夫には、そのライダーの経験、そして性格や哲学などが表れ、これがとても興味深くて面白い。

ガムテープを多用したり、前後を逆にしたり、二枚重ねにしたり、開き直って真っ裸で着ていたり。今でも「ラーメンガッパ」の信者がいたり(懐かしい言葉だ)。

旅先の宴会で盛り上がる、話題のひとつである。

けれど不思議に思うことがある。

呼び方だ。

いやカッパは「合羽」であって、「カッパ」で正しい。

元はポルトガルかオランダの言葉で「合羽」は当て字らしいが、日本人らしいよいセンスである。また「河童」を連想させるためか、語感も楽しい。

私が不思議に思う、というより違和感を抱くのは、「レインウェア」という言葉。

つまり「バイク用レインウェア」。

私は長年バイクに乗っているし、多くの乗り手と話をしてきたが、「レインウェア」または「レインスーツ」と呼ぶ者に会ったことがないのだ。

みんな「カッパ」である。

もちろんバイク用品の紹介などでは、いい。

「カッパ」などより「レインウェア」のほうが断然オシャレだ。

バイク用品店に入り「カッパありますか」と店員に訊けば、「レインウェアですね」と言われるだろう。

あの「ミドリ安全」でさえ「レインウェア」で売っているのだ。

けれど繰り返すが、私はそんな言葉を路上で聞いたことがないのである。

もしかして、これは私だけなのだろうか?

いや、口にしているバイク乗りは皆無だろう。

なので小説で、レインウェアがどうたらこうたらと書いてあると、途端に興醒めしてしまう。

嘘くさく思えて読む気がなくなるのだ。

いや、あくまでも私の場合だが。

創作は、まずリアルをベースにしないといけないと思っている。

そのために出来るだけ取材し、出来る限り自分で体験する。

雨のシーンを書きたいならば、雨の中を走り回らないといけないのである。

そうしなければ得られない事実があるのだ。

すると時に、とんでもない体験をしたりする。

「こいつは書いても信じてもらえんな」という体験を。

事実は小説よりも奇なり、というやつである。

ちなみに若い頃、雨滴で顔を切ったことがある。

と、川田朝也さんが言っていました。

( 2019.10.22 )

しかし、雨滴で顔が切れたというのは本当だろうか……。

ホントだよ。

お、これは川田朝也!

おつかれ。

ときどき見てるよ、ここ。

でも、なんだか必死だな、おい。

いつもはダンマリなのによ。

そう言うな。

今度の新刊は、いろいろと、かかってるんだ。

君も作家なら、わかるだろう。

まあな。

厳しい業界だからな。

ああ。

それでだ。

本当に、雨滴で顔が切れたのかい?

本当だよ。

北海道の高速で。

知り合いのハヤブサを借りて乗っててな。

スズキのあの。

で、前の車からなにかが飛んできた、とかではないのか?

いや、それはねえな。

上下線ともガラガラだったんだ。

それでポツポツ降ってきたなってジェットヘルを上げたら、スパッと切れたんだ。顎のあたり。カミソリみてえにさ。

もう、きれいにスパッてな。

速度をだいぶ出していたのか?

そりゃあな。

なにせ最高速を試してた時だったからよ。

公道で最高速って。

それもハヤブサで……。

まあ、ここだけの話よ。

でも、水滴で皮膚が切れるかなあ……。

いろんな条件が揃ったんだろうな。

絶妙な大きさの雨粒で、絶妙な角度で、絶妙な速度で。

それ以降、そんな経験はしてねーし。

いやはや……。

ともかく、興味深い話をありがとう。

また、なにか聞かせてくれ。

おいおい、興味深いのはそれからだよ。

というと?

うん。

本降りになりそうだったんで、カッパ着るべって、現れたサービスエリアに入ったのさ。

したら驚いたのなんの。

驚いた? どうして?

そのSAが、さっき出発したSAだったんだよ。

……。

それからだな。

ヘンな力が備わったのは。

あのな……。

お疲れ様でした。また遊びに来てくれ。じゃあな。

これか、強制終了ボタンは……。

まてよ、おい。

おんなじ売れない作家同士じゃんよう、仲良くしようぜ。

そうだ、あいつの話をしようぜ、文壇の。あの酒癖の悪い

……。

( 2019.10.23 )

アマテラスは本当に居るのだなと、22日の空模様に驚く。

という私は、近くの神社の、猿田彦大神の祠によく手を合わせている。

サルタヒコ。

旅人を守る神、と私は解釈している。

ちなみに、ワルキューレはすぐにどかしましたので誤解なきよう。こいつに祠を見せたかったのです。

まったくつながらないのだが。

亡くなった月ということもあり、やはり柳ジョージが聴きたい。

で、これ。動画もあったが、こちらの方が断然に音がよい。

でもこれが、40年近く前の曲だとは。

そしてこれだな。

渋い。

次の小説には、名前だけでも柳ジョージを出したい。

( 2019.10.24 )

新しい画像スナップを公開し、しばらく更新を休みます。

Run & Run

( 2019.10.25 )

よう。

いねえのか? 山田さんよう。

なにか書いたらいいじゃねえかよう。

待ってんの結構いるみてえだぞ。

どーせ仕事なんかねーんだろ?

それともバイトでもやってんのか、俺みてえに。

って、俺のは人助けだけどな。揉め事の仲裁とか人捜しとか。

どっちが本業だか、わかんなくなってきてるけどな。

っておい、ホントにいねーのかよ、山田さんよー。

訊きてーことがあんだよ。

おーい、横須賀市にお住まいの、

ご近所から足を洗った極道だと思われてて、

顔面凶器なくせに子供と動物には好かれてる、

出しても出しても本が売れねえ作家の山田さーん。

……ダメだな、今日は。

また来るわ。

( 2019.10.29 )

今日はいるか? 山田さんよー。

山田さーん。

……いねーか。

……あの、主人は留守ですが、どちら様でしょうか?

へ? 主人? 奥さんですか?

いえ、内縁の妻とでもいいましょうか……。

申し遅れました。

あたくし、ミーコです。どうぞよろしく。

あ、どーも。川田朝也といいます。山田さんと同業の者です。

でも驚いたな。山田さんは独りだと聞いてたもんで。

まさか女性と暮らしていたとは。

秘密主義ですのよ、主人は。ほほほ。

はあ。で、あの、ミーコさんはどのような人で……。

画像はないんですか?

ありますわ。いっぱい。

主人があたくしをよく写してくれまして。

きれいだよ、かわいいよなどと言いながら。

あらいやだ、あたくし、顔が真っ赤ですわ。

そ、それでしたらぜひ、その、ご尊顔を。

それがその、あたくしこういう機械に不慣れなものでして。

それに細かい操作が苦手で……。

いえ、いつも主人の隣で見ていたので、やりかたは知っているのですが。

だったら、そこをなんとか。ぜひ。

わかりましたわ。

では、思い切り笑顔の画像で。

たしか、これをこうやって……。

えい!

ミーコです。

……猫じゃねーかよ。

ま、失礼な方。

たしかに猫ですが、あたくしこれでも、山田の内縁の妻ですのよ。宅もよく、「君は心の妻だよ」と言ってくださいます。

寝室も一緒ですのよ。ほほほ。

あ、そう。わかったわかった。いっつも一緒に写ってる、山田さんの代わりにガンつけてる、あの猫な。

で、今日はいないの? 山田さんは。

それが取材で出かけておりまして。

このところ毎日。

毎日? 取材っつったって金がかかんのに。

最近はどこの編集部も取材費出さねーから……。

もしかしてそれ、バイトしてんじゃねーの?

俺もやってたけど。みんなには取材だとか言いながら。

そんな、まさか……。

だってさあ、儲かってるとは、とても思えねーもん、あの人。

だいたい寡作だし。

この世界さあ、作品数が少ないと不利なのよ。金を産んでくれねーから。たとえ駄作でも多いほうがいいんだわ。

その件に関しましては、あたくしも気にかけていまして。

でも主人に言っても「量より質が大事なんだ」と……。

ともかくそれでお金に困り、バイトを始めたと?

だと思うよ。

そういえばそうだわ。あたくしがモンプチのゴールド缶極上マグロなのに、主人が業務スーパーのサバ缶の猫マンマなんておかしいと思ってましたの。まあ、これは大変だわ。あたくし、これで失礼しますわね。ちょっと出かけてまいりますので。

どちらに?

お外に。トカゲでも捕ってきて明日の食卓に添えますわ。

では、ごめんあそばせ……。

はあ。お気をつけて。

……俺も売れねえ頃ドングリやタンポポ食ってたけど、さすがにトカゲはなあ。

山田さーん、だけど食ってやれよー。

内縁の妻が捕ってくる、愛情いっぱいのトカゲだぞー。

( 2019.11.3 )

山田さーん、いるかー?

……ミーコさんは? ミーコさーん。

どっちもいねえか。

山田さんはバイトでミーコは……。

なんだ?

おお、いた、山田深夜。

久し振りっスねえ……。

あれ? ミーコが一緒に写ってねーじゃん。

ああ。なぜか画像が使えないんだ。こっちに変換されてしまう。というか、ここに出てきたんだな、ミーコ。

過去ログを読んで驚いたよ。

玄関にあったトカゲも、これで腑に落ちた。

懐かしいな、ミーコ。

懐かしい? 

まるで今は居ねーみてーじゃん。

まあ、ちょっとな。それはいつか話すよ。

で、なにか用事でもあるのか? 私に。

いや、訊きたいことがあったんだが、もういい。

終わっちまったから。

終わった? 

どういうことだ?

じつは、ハロウィンのことを訊きたかったんだ。横須賀のハロウィンはどういう感じなのかな、ってさ。基地の街のハロウィン。渋谷とかのバカ騒ぎと違ってそうだし。面白そうなら出張るかと思ってたんだよ。とにかく終わったからもういいや。

それは悪いことをしたな。

でもハロウィンか。

今年はそれほどでもなかったが、たしかに横須賀のハロウィンは一味違うな。

どう違うの?

外国人が多いだろ、横須賀は。彼らが本気で仮装するんだ。外国人はスタイルがいいのが多いから、日本人の仮装とは迫力が全然違う。モデル並みの白人が扮するスーパーマンとかワンダーウーマンは、もうそのまんまだよ。私も毎年楽しみにしているんだ。

へー。面白そうだ。画像とか、ある?

ああ。スナップ写真なら、探せばどこかにあるな。

いつかアップするよ。

いいね、ぜひ見たいわ。

それとやっぱあれなの? バイトやってんの? 山田さんは。

いや俺もやってんだし、恥ずかしいことじゃねーしさ。

心配してくれてるのか。

バイトはしていないよ。いや、これだけでは食えないから、考えていることはたしかだがね。でも始めてしまうと、おそらくそちらに本気になってしまい、こちらがおろそかになる。それが怖くてね。やっぱり私は、小説で認められたいからな。熱心なファンも多いし。

わかるような気がするわ。

俺なんかもう、本業と副業の区別がなくなってきてんもんよ。

これじゃあいかんと感じてるよ。

副業とは?

まあ、なんでも屋だな。

人捜しから物探しから、揉め事の仲裁から制裁から。

頼まれればなんでもやるよ。

最後のは穏やかじゃないが、たいへんそうだな。

小説だけじゃあ食えねーから仕方ねーよ。

廃業する作家の気持ちがわかるわ、ホント。

食えねー商売だもんなあ、小説家は。

でも、書くんだろ、君は。

もちろんだよ。

山田さんと同じで、小説で認められてーし。

これしか俺にはねーしさ……。

で、山田さんは、今仕事はなにやってんの? 

どっかで連載でも決まった?

その話は、ある。

今はそのための取材と、構想作りの毎日だ。

あとそれとは別の構想もあって、そっちの取材も並行してしている。そっちはヤバ系も絡むんで、神経が磨り減るよ。

とにかくはっきりしたら、ここに書く。

楽しみにしてるよ。

俺は当分、文庫の書下ろしだろうな。

連載のれの字もねえ。

まあ、営業もしてねーんだけど。

ここで連載してもいいんだぞ。ギャラは出せないが。

別のページを用意するよ。

素人じゃあるまいし、それは断るよ。

……おっと、副業の呼び出しだ。

今回は誰も捕まらなきゃいいが……。

んじゃな、また来るよ。

ちょ、ちょっと待て、川田。

なんだその「捕まらなきゃいいが」とは?

いなくなったか。

いったい、なにをやっているんだ、あいつは。まったく……。

おっと、私も取材をお願いしている人からの連絡だ。

……そうか、またあの、取り引きの現場に立ち会えるのか。

今回は誰も捕まらなきゃいいが……。

( 2019.11.10 )

だいぶ前のものだが、横須賀のハロウィンの夜を写したものがあったのでアップ。

どれもブレているがご容赦を。

こんなのが街を歩いているのだ。楽しくなってしまう。

この夜は、スーパーマンを何人も見かけた。

おそらく日本で、スーパーマンの人口密度が一番高かったであろう、横須賀である。

彼は少し体型がアレなのだが、もう完全にスーパーマンになりきっていた。

ベース(米軍基地)で働いているのかと訊いたら、「いや、デイリー・プラネット社だ」と言っていた。

そしてこれ。スターウォーズのストームトルーパー。

とうとう銀河帝国軍が地球を攻めてきたのかと思ったものだ。

けれどオモチャだとしても銃はまずいだろう。

そう思いながらもニヤニヤ眺めていると、なんとそこにベースのパトカーが現れた。

銃をおろし、途端にしおらしくなるストームトルーパー。

ストームトルーパーの名誉のために撮影は控えたが、このあと憲兵隊に説教される。

憲兵は無線でどこかに連絡していたが、「Stormtrooper」とたしかに言っていた。

「おい、ストームトルーパーを見つけたんだが、どうしたらいい?」とでも相談していたのだろう。

なんともシュールな光景であった。

放免となり、肩を落として去るストームトルーパーの後姿が印象的であった。

というわけで、横須賀のハロウィンは楽しい。

( 2019.11.17 )

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